2020年7月の記事一覧
「雨のことば」に思うこと…
ここ数日、九州の豪雨災害に続き、山形県でも集中豪雨による最上川の氾濫がニュースとなっています。この7月は台風の発生がないということや日照が観測以来過去最低という異常気象ともいえる状況が続いています(もはや異常気象が日常なのでしょうか…)。
校内でも、本日避難訓練を行いましたが、実施する30分前に本物の緊急地震速報が発令されました。驚いた方も多いと思います。でも、おかげで「心の準備」ができたのではないでしょうか?
話は変わりますが、先日、図書室で「雨のことば辞典」という本を借りました。日本には古来から「雨にまつわる言葉」が外国に比べ、たくさんあると言われ、四季のうつろいとともに千変万化する趣のある「雨のことば」がたくさん書かれていました。でも残念ながら、今の雨はこれまでの私たちの常識を超えています。
学校は…生徒の「安全」のため、生徒自身が「日頃の予防・対策」を考えて行動できるよう指導を行うことが必要です。常識にとらわれず、想定外のアクシデントに対応するために必要なことは、「過去から学ぶ」ことだと思っています(例えば100年前に日本だけでも45万人以上が命を落としたといわれるスペイン・インフルエンザの流行でも手洗い・マスクが感染対策に有効といわれていました)。未来は予測できませんが、過去の教訓をこれからの生活に活かすこと、これこそが「教育」の役目だと思っています。
さて、いよいよ明日が終業式です。写真は2年次の全体集会の様子と1年次の年次通信ですが、どちらの学年主任も生徒たちに対して「よく頑張った」と、褒めていました。私も…本当に今学期の生徒たちは「よく頑張った!」と思います。
残り1日も、笑顔で頑張りましょう!